バックセックス 手袋女幹部
アグラ様秘書になるのよっ!
こ、このアタシがこんなところでっ…! ああっ…♥!!
アグラ様ぁ、も、申し訳ありませんっっ!!
女幹部シーナは全身を悔しそうに痙攣させ、自分の命運とともに断たれんとしている野望をしがみつくように叫き果てた…
シーナ
- アグラ監獄9監房長
- オトコ搾精数 34(獄中での搾精行為によってオトコを死に至らしめたこと 内6)
- 諦めが早く抵抗することなく自分に精を抜かれるオトコが好み
- バスター協会罪刑度 ★★★☆☆
名門大学に通いながら野生でオトコを狩っていたところ、その上昇志向に目をつけたアグラが力をつけてきた監獄に初めから幹部として招聘した。
女幹部としても手を緩めることなく自ら獄外に出向きオトコを狩り自ら精を絞りとり、組織でも地位を固めていき、アグラからもとりわけ重用されてきた。
オトコから搾精すること死に至らしめることに、淫魔としての快感以上に、組織の中で成績を修め昇進することに悦びを覚えており、危険因子として成敗しなくてはならない。
上昇志向のある娘は好きですね~
善悪の方向性は別としてw
忠誠心と上昇志向を併せ持ってる娘っていうのは
めずらしい気がする。
それだけ、アグラさんが好きだったんだね。
それはそれとして、今回ははっきり搾取者が死亡ってことに
なってますね。
絶対的な因果応報は嫌いなんですけど
こうなると私でもシーナさんを
そのまま許す気持ちにもなれないんですよ。
相手を死に至らしめると、自身にそれが起こっても
文句が言えないような不文律が
私たちの中にあるような気がします。
(もちろん人によってちがうでしょうが)
誰かを殺すと、彼女たちにも確実に返ってくる。
だから彼女たちが非道なことをすればするほど
胸が締め付けられる想いになります・・・
組織の中で懸命にのし上がろうとするのは、このようなある種まったりとした監獄組織では珍しいことかもしれませんね。
多くが怠惰な女幹部なゆえにアグラさんは監視していたわけですが、シーナさんは取り入られようと搾精に積極的で、それゆえに「抜きすぎ注意!」を超えた犠牲が出ても任務に忠実でした。
最近描いてて妙に俯瞰してしまうのは、ここでいう「淫魔」の行為はただの生存政略なんですよね。バスターさんはオトコの側に立ちそれを「罪刑」ととらえてますが。
そんな風にみると、同胞と子供たちの餌のためにニホンミツバチの巣を蹂躙するスズメバチが、時に決死の反撃に遭い逆襲される。
そんな自然の営みを、相手のことを想ったり自らに「道義」を逡巡できる僕たち人間というのは、生きにくいですが素晴らしい存在ですよね。
(メタな思索は作者としてあまり書かない方がよさげですが(笑)、物語を通してイエッイエッさんと対話できるのもとても有意義で楽しいです!)
自分も本音を誰にも言えずに何年もひたすら彼女たちのことを
考えてきたのでとてもうれしいです^^
まぁクリックしなければ表示されませんし、
作品の流れは壊してないので大丈夫じゃないでしょうか?
と無責任に言ってみるw
確かに種族としての存続と思えば見方も多少変わりますね。
だけど淫魔が人間といっしょに生きることもできるのに
下等種族として殺してもかまわないと思ってるし、
バスター達も淫魔は人を殺す化け物だから
殺していいと思ってる。
死は決定的な正当性を与えてしまうから怖いんですよ。
怪我とかならまぁ、本人が許せばなんとかなるけど、
死んじゃったら存在そのものを否定したことになりますからね。
人間が素晴らしいというのは完全に同意です!
もちろん数多くの紛争や、おぞましい犯罪もありますが
それ以上に大多数の人が相手への思いやりを持っているから
最低限のルールを守った生き方を
維持できているのだと思います。
なるほどー 共存可能種族でありながら、一方が他方を生殺与奪フリーな種として侮蔑することが対話がすすまない怖さにもつながりますね。考えさせられます。
「悪」をテーマにしている作品では難しい表現ながら、まさにここが肝の一つであることも間違いないですから、フィクションといえど心がけながら創っていこうと思います!